「理由はわからないけど生きづらい」
「ずっと心のモヤモヤがなくならない」
「なんだかわからないけど落ち込んでいる」
「人の顔色を気にし過ぎて疲れる」
そんな悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。
私もこういった悩みを長年抱えています。
このような悩みを解決したいと思い、人生で初めてカウンセリングを受けてきました。
この記事では初めてカウンセリングを受けた感想や、心療内科と違ったところをお伝えしていこうと思います。
生きづらさを抱えた人の参考になれば幸いです。
- カウンセリングの流れ
- カウンセリングと心療内科との違い
- カウンセリングを受けてみた感想
カウンセリングを受けた理由
カウンセリングを受けた理由は、心療内科に通うのとセルフケアだけではこの生きづらさは解決できないと感じたからです。
心療内科に通うのとセルフケアで少しづつですが、気持ちの落ち込みや不安な気分は落ち着いてきました。
ただ、生きていて楽しいと思うことがなかなかできずにいました。
不安や悲しみよりも生きていて楽しいと思う比率を増やしたいと思い、カウンセリングを受けることにしました。
カウンセリングの流れ
カウンセリングって実際にどういうことをするんだと不安な人もいると思います。
ここでは私が実際に受けたカウンセリングの流れをお伝えしていきます。
①どんな悩みがあるかのヒアリング
②その悩みに対してどう思うかなどを深掘り
③その悩みの大きさと感じる場所を聞かれる
④目を閉じて悩みを感じた部分にフォーカスして、そこから出現してきたことを伝える(これを2回ほど)
⑤EMDRをしながら再度同じことを繰り返す
まず、どんな悩みがあるかのヒアリングから始まりました。
ここでは自分がどんな悩みを抱えているのかを聞かれました。
初めての経験で緊張しっぱなしでしたが、カウンセラーの先生がとても優しく、話しやすい空間作りをしてくれました。
次にその悩みに対してどう思うかなどを深掘りをしていきました。
どんな悩みを抱えているのかから一歩踏み込んでヒアリングをされました。
ただ、すべてを伝える必要はなく、話したくないことは話さなくてもいいと言われ、自分で吐き出せる範囲で相談していきました。
その次に、その悩みを抱えている場所と大きさを聞かれました。
場所とは自分の体の部位のどこでその悩みがあるか感じるかということでした。
私は心臓と頭の部位にその悩みを感じました。
頭には黒い霧のようなモヤモヤを感じ、心臓には黒くて冷たくて重い鉄球のようなものを感じました。
この感じ方には個人差があると思います。ハッキリとイメージできたからいいとか悪いとかはないと思うので、自分が感じたままを伝えるのがいいかと思います。
今度は目を閉じて悩みを感じた部分にフォーカスし、そこから出現してきたことを伝えることを2回ほどしました。
私は20年以上前の出来事が出てきました。そのときになぜか涙が出てきました。
自分では相当前のことだし、もう解決した問題だと思っていたので、これには自分自身でもかなり驚きました。
カウンセラーの先生には頭ではわかっていても、過去の出来事が体に残っている場合があると言われました。
その時点で悩みがいい感じで現れ始めたと言われ、EMDRという心理療法に取り掛かりました。
私の場合はイヤホンをして、そこから左右の耳に交互に音が流れ、それを聞きながら再度、同じことを何度か繰り返しました。
私はそこで、最初は天気のいい日常のシーンが思い浮かび、次はそのシーンが曇りになり、最終的には雨になりました。
そのことを伝えると、カウンセラーの先生に、幸せになってはいけないと自分にブレーキをかけてしまっているのかもしれないと言われました。
確かに「自分なんかが。。」とか「自分にはこのくらいがお似合いだろう」とかの思考の癖があると思い、その思考の癖が無意識に働いてしまっているのかもと感じました。
今回は初回だったので、これで終わりました。
私の場合はEMDRを中心にカウンセリングをしていけば、効果が期待できる可能性が高いと言われたので、次回カウンセリングを受けるときは、EMDRを中心にカウンセリングをしてもらおうと思っています。
カウンセリングを受けてみた感想
カウンセリングを初めて受けてみた感想は、セルフケアだけではわからなかったことを発見できました。
自分ではこの生きづらさと不安が強い原因は、前職と前々職のブラック企業の影響が強いと思っていました。
まさか20年以上前の出来事が原因になっている可能性があったのには驚きました。
この出来事が原因になっていることは、自分だけでは辿り着くことはできなかったと思います。
これだけでもカウンセリングを受けた価値は充分にあったと思います。
カウンセリングの効果はあった?
まだ1回しか受けていないので断言はできませんが、効果はあったと感じています。
理由としては今後もカウンセリングを受けたいと感じたことです。
普段吐き出せないことを吐き出せたり、プロの見解からアドバイスや気づいたことを教えてくれるので、
セルフケアよりも効果は高いと思います。
今後も定期的にカウンセリングを受けて、生きづらさをなくせるようにしたいと思っています。
カウンセリングと心療内科で違うと感じたところ
私は心療内科にも通っているのですが、カウンセリングと心療内科で違うと感じたところは「ヒアリングにかける時間と質」です。
心療内科では基本的に初診のときにヒアリングを行い、その後は5分ほど現在の状態を聞かれ、薬を出されて終わりの場合が多い印象です。
カウンセリングではそこから更に深掘りをしていき、もっと根深い原因を探していくといった感じでした。
どちらがいいとは一概には言えませんが、個人的にはまずは心療内科に行ってみて、なかなか状態が良くならないようなら、カウンセリングを受けてみるのがいいのかなと思います。
まとめ:カウンセリングでしかわからないこともある!
この記事ではカウンセリングの流れ、初めてカウンセリングを受けてみた感想、カウンセリングと心療内科の違いをお伝えしてきました。
カウンセリングを受けることで、心療内科やセルフケアではわからなかったことや、思いもよらないことが生きづらさの原因である可能性があることがわかりました。
これをきっかけに新しい視点で自分を見つめ直していこうと思います。
よくわからない生きづらさに悩んでいる人は、1度カウンセリングに行ってみると問題解決へのヒントが見つかるかもしれません。